【What a wonderful guy he is !】カッケー!尾畠春夫さん


谷川岳 一ノ倉沢
だらだらと喋る気はないが、久し振りの爽快ニュースである。8月15日に山口県防府市で起きた幼児行方不明事件に際し奇跡の救出を果たされた尾畠春夫さんである。
内心だめだろうと思われた幼児の強靱な生命力には魂消たが、何よりも尾畠さんの生き様は、日本中に感動を与えた。地元警察や消防団の面子は丸潰れだが、ほくそ笑んでいる単に傍観者の僕自身も、人のことを笑える立場にはない。
“かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め”
書くのは簡単だが、その実行(というよりもその精神)は、《逆立ちで高尾山を登る》よりも困難である。
こんな辛苦に平然と立ち向かう尾畠さんは、唯々、、、「カッケー」。それ以外の言葉は見つからない。
願わくば、売らんがために、遮二無に持て囃す《マスコミ》の餌食にならんことを。
国民は、ヒーローの現在を知りたがってはいるが、マスコミ流儀の着色までは求めていないのだから。