【Really stunned!】びっくりしたなぁ、…もう!

焼岳-北アルプス 甘えた政党にはヤキ(焼)!

びっくりしたなぁ、…もう! - Really stunned!-

9月20日、自民党総裁選挙の結果が出た。圧勝であったのか、健闘があったのかはわからない。ただ、当面は、安定した政局基盤が継続する中、景気や雇用、外交・安全保障は、大過なく(とは言え、これらは海外情勢も密接に絡むことから、日本だけでどうこう言えない部分はあるが)持続するのではと少し安堵する。

扨て、この章の『びっくりしたなぁ!』は、このこととはまったく関係ない。少し遡ること、BSフジプライムニュースを見た時の驚きである。そこでは、9月4日に行われた国民民主党代表選挙の選挙模様が映し出されていた。場所はJR新橋駅、候補者のひとりが「私が誰だかわかりますか?」と道行くサラリーマンに質問していた。

ん?! 小学生の『恋の告白』シーンを思い出した。最近は、少子化により、どの小学校も1学年2~3クラスが多いだろうからイメージが沸かないかもしれないが、ふた昔前までは、都心近くの新興住宅地域の小学校では40人学級の5クラスとか10クラスが当たり前であり、同学年でも知らない者の方が圧倒的に多かった。三つ四つ隣のクラスに可愛い子がいて恋心を伝えるならば、「僕、〇組の△だけども、知ってる?」がまず挨拶語であった。

驚きと言おうか衝撃と言おうか、上記の質問シーンは、この小学生時代をふと思い出して、同次元での比較ができたこと。ましてや、片や貧党とは言え国政を代表する、しかもその党の代表選挙のワンシーンである。せめて、「私は〇党の△です。現在□□と言った政策を掲げて政治活動を行っていますが、ご存知でしたか?」と問えないものか? 返って来る答えがたとえ100%「知りません」とわかっていたとしても、だ。なぜならば、インタビューの相手方が、何ら党方針や政策がわかっていなかったとしても、その時に知るからである。メディアお得意の切り取り報道だったのかどうかはわからないが、明らかに不味いモノを見た。政治は、AKBの総選挙ではない。

不愉快になったので、ニュースの後に、国民は一体この政党にいくら歳費を支払っているのかを調べてみた。現在、衆議院39人、参議院23人、ほぅ、62人もいた。本人1人当たり年間2,000万円以上、プラス秘書給与が国庫から年間約2,600万円、その他うんたら経費だとか、かんたら優遇費用だとかを含めると、その額や1人当たり5,000万円どころか数億円にも上るとも聞く。仮に5,000万円として総額30億円、1億円ならば60億円超の人件・経費となる。これが今や支持率0.5%を切った政党の経費である。冗談にも、お遊戯会などやっている場合ではない。

これを企業に当て嵌めて考えてみた。具体的に例えると、諸方の専門家からお叱りを受けるだろうが、以下、『仮に』、と言うことで電機業界に例えてみる。自民党を日立製作所さん(もしくはソニーさんやパナソニックさんでも良いが)としよう。東証一部上場企業レベルかつ、ワールドワイドに活躍する党はここしかない。支持率10%を優に切った立件民主党以下は、もはや上場企業でもグローバル企業でもない。こと0.5%未満の国民民主党などは、町工場未満である(断っておくが、『下町ロケット』に見られるような工場ではまったくなく、何ら生産性も未来もないその日暮らしの三ちゃん工場を意味する)。業界に与える影響力は皆無に等しい。ここに60人からの従業員がいて、人件費を含む経費総額が年間30億円だとか60憶円だとか、おそらく100憶円だとしたらどうなるか? 子供でもすぐにわかる。即、倒産だ! 民事再生適用なんてのも、はなから検討されっこない。再生の要件は、蘇生可能な事業分野を持っている場合に限られる。国民民主党にはそれすらないから、即死である。そればかりか、もし、債権者や外部株主がいたならば、民事訴訟は言わずもがな、背任だとか横領だとかの刑事訴追を受ける可能性だって、相当ある。業界が変われば常識も変わるだって? そんなことってあるもんか!60人もいれば、真っ当な社員もそこそこはいるだろうが、ここは『原点に返って』よ~く考えてもらいたい。町工場の面々が日立の経営を批判しても、何の意味もない。美味しく酔いしれている酒が、急に不味くなった瞬間であった。

Follow me!

コメントを残す