【How charming she is!】映美くらら さんのこと

富士 御来光 手前にうっすらと山中湖

今年7月のこと。何気なく、「踊るさんま御殿3時間SP」を見ていたら、華やかな宝塚OG陣がゲストであった。この中に、控え目ではあるが、ひときわ透明感のある女性がいて、ふと、目が釘付けになった。もとよりがさつに生きてきた僕には、宝塚や能、歌舞伎鑑賞と言った高尚な趣味はない。明石家さんまさんトークの対象は勿論のこと、スポットライトは先輩OG方に当たるから、中々名前がわからない。15分くらいたった頃であろうか、漸くささやかな願望が叶った。《映美くららさん。》透明度が高く、かつ、フ~ッとかすみのかかったような女性の名は漸く判明した。
番組終了後、ウェブサイトをチラッと見てみた。(以下、ママ)
《映美くららは、日本の女優。元宝塚歌劇団トップ娘役。愛称は「くらら」、「えみくら」。熊本県菊池郡菊陽街出身。》
「なに~、菊池郡・・・、ど・田舎だ!」
と、言うのも、私は両親が熊本県出身なので、結婚するまで本籍地は熊本県にあり(「郡」は異なるが)、同県に対する思い入れは人一倍強い。また、今から10年ほど前には、知己と共に菊池温泉で酒を酌み交わし、翌朝、菊池渓谷を尋ねたこともある。
ここが、くららさんの発祥地であったのだ。
なお、地元の方々の名誉のために少々擁護しておくと、この菊池地方は、歴史的には知る人ぞ知る由緒ある土地柄である。平安時代末期から戦国時代に掛けた400年以上の期間、武家集団である肥後菊池一族を中心とし栄えた土地であり、この一族の最盛期には九州一円に影響力を及ぼす勢力があった。また、同地方は、ある時期かの天満宮で有名な太宰府が所有する荘園でもあり、平安期に栄えた有力貴族藤原氏との関係も深いとも言われている。
話を現代に戻す。
兎に角、風光明媚な処ではある。かような宝塚のイメージからはかけ離れた?土地柄からの自立を目指すには、表情からはうかがい知れない幼少期からの何か特別な出で立ち・決意があったのだろうと拝察する。既にご結婚され一子を授かったご様子ではあるが、是非、今後益々のご活躍を期待すると同時に、将来、ビジネス上で何か接点が出来ないものかと夢想してみた。
久し振りに不思議な衝撃を受けたと同時に、何か得した気分に浸れる3時間であった。頑張れ!EMIKURA!!

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